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田原佐和子 STATUS / JOB / フィジカルヨガエキスパート

ヨガを通じて新たな領域を開拓されている田原佐和子さん。ランチインタビューとして、お子様のこと、お仕事を通じて叶えたいことなどをお聞きしました。

-ヨガを通じて様々なジャンルを展開されている田原さんですが、最近新たなスタジオも用意されていると伺いました。その新しいスタジオについて教えてください。

実は12月下旬オープンに向けて現在新たなスタジオを準備しています。ヨガだけでなく、ヒーリング、ボディセラピーも含めたコンセプトで少人数制(最大8名程度)、一人一人にフィットしたプログラムを提供するスタジオです。ただ汗をかくだけじゃなくて、特に女性においては1日として同じ日はなくて、今日は元気だったのに明日目覚めた時には全然別の気分だったりすることも多く、ヨガを通じてホルモンのバランスを整えたり体の内面から健康になることで心も治癒できる、というようなことを意識しています。


-田原さんが考える「ヨガ」について、少し教えてもらえますか?

陰陽五行の陰と陽という考え方があって、ヨガの「ハタヨガ」の「ハ」は太陽、「タ」は月を表していますが、この相反する二つのものを融合すると一つの大きな力になるという、例えば男女だったり光と陰であったり、自分の中のネガティブとポジティブだったり、これらのバランスをとりながら統合していくことがヨガの中で考えるべきことだと思っています。

今の社会は、常に外側から評価を求められたり結果を求められたりする中で、「陽」に傾いている社会だとも言われています。五行の自然なエレメントでいうと、陽は外側の火、この火が燃え尽きてしまうと内側が陰になってしまう、例えば鬱状態になってしまうとか。いつも外側に出ている「陽」のエネルギーを、内側に存在する「陰」のエネルギーに変えていくことによって「陽」が養われていくと言われています。陰に育まれて陽になる、例えば芽が土の中で育まれて、芽が出て太陽を浴びて育つ、という感じです。人間でいう陰の部分というのは感情であって、その感情が養われると育まれた自分を陽として表現することができるようになるんです。こうした考え方を一人一人にフィットした形でヨガを通じて体験してもらうことで、バランスが取れたその人らしい生活が送れるようになることをサポートしていきたいと思っています。

先日も天皇家の大嘗祭がありましたが、内容は深く明かされてはいませんが祈りを捧げるという部分でもわかるように日本はもともとスピリチュアルな文化を持っていると思うんです。祈りという陰の部分から平和という陽を産む、こうした歴史的、文化的にも大切にされてきたことを上手くヨガを通じて感じていただければと思っています。


-ただ汗をかくとか体を柔らかくするとか、そうした表面的な部分だけでなく、ヨガは人の内面と深く関わっているんですね。それに体の硬い人には不向きなんじゃないかとも思っていました。

実は、体の硬い人の方が向いていることもあるんです。ヨガって内観していくものなので、自分の体で硬いところがあるとそこに意識が向くので、自分自身を内観しやすくなるところからスタートできるというメリットもあります。

あと、マインドフルネスが一時期注目されましたが、「ジャッジしない」ということはとても大切なことだと思います。できない自分に対して常にジャッジしてしまって、できないことがダメだとか、補わなきゃとか、また自分を責めたりそんな気持ちになってしまいがちです。そして内側のバランスを崩してしまいます。ヨガでの瞑想はマインドフルネスの考え方にも近くて、出来ないことを否定するのではなく、そんな自分をまずは認めるということを大切にしています。そうしたところから、自己肯定感も生まれます。

また、もともと古典のヨガというのは8つの段階を経て、最終的に悟りにつながっていく修行の道とも言われています。道徳の教えから始まり、呼吸、姿勢を整えること、五感の制御、一点に集中する力、そして感覚を研ぎ澄ませるようになりそして瞑想から悟りが開かれると言われています。スポーツで言えば日々鍛錬して呼吸なんかも自然にコントロールできるようになって、勝手に体が動くようになる、即ちゾーンと言われる領域に辿り着くプロセスと似ていると思います。どんな時でもリラックスできる力、そしてしっかりと力を発揮できる準備、そういったこともヨガを通じて得られることかもしれません。何かを極めていくとどんなジャンルでも最後には悟りに近いというか良い結果に繋がりやすくなるような気がします。


-実際、日本でヨガというと女性が多いイメージがすごく強いんですが、海外ではヨガはどんな位置付けなんでしょうか?また、田原さんが提供するヨガのプログラムについても教えていただけますか?

私のところに通われている方々を見ると、今のところ女性の方が多いのは確かですが、男性の方も年々増えてきています。3年前くらいでは男性は数名でしたが、最近私が実施するあるクラスでは男女比が半々にまでなったことはすごく嬉しく思います。男性の場合、意図的に冷静になる時間を作るためにヨガを使う方も多いようです。海外の事例で言えば、アメリカだと空港にヨガルームがあったりして、男女問わず、老若男女いろんな人が健康維持としてヨガを利用しています。今まで日本だとヨガはファッション的な扱いであったり、女性だけのものとして受け止められたり、またエクササイズやストレッチの延長のような感覚として受け入れられていたかもしれませんが、私の考えるヨガは心身のケアを目的としています。例えば体をひねるポーズなんかだと、内臓のマッサージ、機能の向上につながります。一つ一つのポーズに意味があって、生理的なものを整えていきます。一人一人が自分の予後、セルフケアができるようになることが理想です。それは体だけでなく、心の面でも自分の不調に気がつくことができるようになるとか。ヨガを通じて、こうした効果を感じていただければいいなと思います。

-ヨガを通じて自分自身を内面からケアできるようになれれば、ストレスの多い現代においてずいぶん楽になれる気がしますね。それ以外にもヨガを通じてどんなことを教えられているんですが?

自分のセクシャルティーに向き合っていく、ということにも取り組んでいます。タントラと呼ばれるヒンドゥー教の密教に当たるジャンルですが、これは男性性のエネルギーと女性性のエネルギーを合わせることで、自分の内側の男性性と女性性を統合していくという考え方です。人間の体には気が流れていて、体の左側が女性性(精神的な安定や許容する力)、右側が男性性(推進する力や結果を求める力)、そして一人の人間の中にその二つが共存しているといわれていますが、そのバランスが環境によって崩れていたりもします。こうした男性、女性という面を自分にとってベストな形に整えていくこと、自分の性に向き合うことを、ヨガを通じて学んでいければと思います。自分のセクシャリティーにトラウマを持っている人がほとんどで、そこに気づき、バランスを整え、自身を開放していくことによって、より高いエネルギーを感じられるようなセラピープログラムとして提供しています。


-性的な部分とヨガの関連性はすごく興味深いテーマですね。いろいろお話を聞いているうちに、自分自身が解放されているような感じがしてきました。そんな田原さんですが、ここからはプライベートな部分についてもおたずねしたいと思います。最近離婚を経験されたと聞きましたが、そのきっかけなど可能な範囲で教えていただけますか?

離婚したのは最近ですが、3年ほど前からで話し合いもしてきました。私自身、ある時からこの先一緒にいるパートナーとして考え方について疑問が芽生えてしまい、その相違を埋めることができませんでした。ただ人として嫌いになったわけではないので、できるならば話し合いで離婚じゃない選択をしたいとも思いました。でも私自身内観で気付いたんですが、最初、結婚を決めた頃の私は、自分の足りない部分を相手から補おうとしていたのだと思います。それは依存だったのかもしれません。当時はそれで上手く噛み合っていましたが、子供を産んだ後女性はいろいろ変化も生まれるもので、私自身ヨガにも出会い、内観できるようになり、自分の中に自立が芽生えてきたことで価値観、考え方においてズレが生まれたという感じです。自立の意識が芽生えた以上、元のパートナーシップのままではいられませんでした。一緒に進化成長していけたら寄り添えたかもしれませんが、お互いの価値観、考え方のバランスが崩れてしまったことが離婚の要因だと感じています。

-私たちもそうした自立に対する考え方には共感します。remarryは離婚経験者限定のマッチングサービスなので、一度離婚を経験された方が新たにパートナーシップを築く上では、お互いの自立が大切になるかもしれません。田原さんが自立を意識したタイミング、きっかけについてももう少しお聞かせください。

やはり、ヨガによる内観がきっかけです。内観で自分の中の女性性、男性性のバランスを見つめ直しましたが、私の場合は女性性が肥大していたのかもしれません。相手に寄りかかって、足りないものを与えてもらう。そこが、自分の中に男性性のバランスが高まることで、自立が少しずつ芽生えてきたのかなと思います。ただ、子供への影響は心配していました。離婚はしても、お互いに子供をケアしていくことになりました。中学1年と小学4年の男の子がいますが、子供たちにとってもまだ戸惑いはあると思います。それでも離婚したことによる環境の変化によって、子供達も自分のことは自分でするということに感度が高くなり、負荷もあると思いますが、お互いに信頼するようにもなり、子供達自身の自立にも繋がり始めていると感じています。今では子供としてというよりも、人として対等に付き合うようになってきています。子供の協力も必要ですし、そのためには以前よりも強く子供を信用するようになりました。

-新しい環境がお子様達にとっても良い方向に進むといいですね。すごく素敵な田原さんですが、どんな人が好みですか?また今感じている恋愛観、結婚観みたいなものも教えてもらえますか?

お互いを尊重できて、頭の柔らかい人が好きですね。有名な方で言えば、三島由紀夫さんのようなキテレツな感じ、天才肌の方が好きです(笑)。次に関しては結婚という形にはこだわっていなくて、お互い尊重できるパートナーという形が理想です。その方が長く男女としていられるのかなと思います。恋愛観は昔と比べても変わりました。以前は空いたグラスを満たしてくれる人を求めていた気がしますが、今はそこにこだわらず、プラス満たされるのであればその分豊かになれる、といった良い意味でのプラスアルファのような感覚を持っています。相手によって満たされることを求めるのではなく、今のままでも幸せを感じる瞬間をたくさん感じられるようになってきています。でも素敵な人とまた出会うことがあれば、のんびり一緒にボートに乗ってみたいです。

スタジオS

(Sは、シャンティ(サンスクリプト語で平和)、サンクチュアリ的な場所へ、そして佐和子さんのS、という意味も込められているようです)

113-0033東京都文京区本郷2-14-5 G&Kビル1F 

最寄り駅 丸の内線本郷三丁目徒歩6分 少人数制、完全予約制(土曜日のヨガスクールは予約不要)

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