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ワクチンと牛の親密な関係!?

2021.3.9

国内では医療従事者の方からワクチン接種が始まり約3週間が経ちます。そして、計画通りにすすめば、ようやく来月4月12日より高齢者の方や基礎疾患のある方への接種がはじまる予定です。さて、今日はワクチンの不安や注射嫌いを少し忘れて、「ワクチンと牛」の親密な関係について書こうと思います。

今年の干支は「丑」ですが、実は「ワクチン」の語源は、なんと「vacca(ワッカ)」という雌牛を意味するラテン語に由来しているといわれています。紀元前より世界で流行した感染症である天然痘は、天然痘ワクチンの普及・接種により感染数が減少し、1980年5月にWHOが天然痘の世界根絶宣言をしてから天然痘の発症は世界で起きていません。

地球上の人々を苦しめた天然痘という感染症は、イギリスの医学者であったエドワード・ジェンナーが牛痘接種法から予防法を発見したことで多くの命が救われることになりました。こうした歴史背景から、雌牛を意味するvacca(ワッカ)が転じてワクチンという単語の誕生となりました。

【参考】天然痘ワクチンの開発者 エドワード・ジェンナー(BD Worldwideサイト)

もちろん、人間の疱瘡予防に牛の牛痘を接種することに恐れや不安が多くあり接種を拒む人も多かったそうですが、「神の乗った牛の聖なる液」だと効果を説明し理解を得ながら接種は次第に普及していったそうです。

そして、世界で流行した天然痘の歴史は、日本では福島の「あかべこ」に昔の人々の思いが託されて残っています。あかべこにある黒と白の丸い模様は「天然痘(牛痘)」の痕と言われており、江戸時代に天然痘が流行したときに人々は感染症からの回復をあかべこに祈ったといいます。それがきっかけとなり、現在でも厄除けや疫病除けのお守りや幸運を運ぶ縁起物として国内外で人気のある工芸品となりました。

2020年1月4日のrStyleコラムにも「牛ノ眼ハ叡智ニカガヤク ~経験を活かせる社会へ~」と題して、牛が干支で二番目になった理由や、高村光太郎さんの「牛」という詩からゆっくりと、けれども力強く歩みつづける牛の姿を紹介しました。

日本のワクチン接種開始は、欧米と比べれば数ヶ月以上遅れてのスタートとなります。それ以外にも、接触アプリの不具合、マイナンバーカードのパスワード問題、通信環境、オンライン授業、リモートワーク、ワクチン接種・・・など、コロナ禍で世界より少し遅れがちで課題の多い日本ではあったかもしれません。けれども、遅れてしまった分を慌てて補うのではなく「後発優位」として、耐え続ける私たち国民のために世界各国の成功や失敗から学び活かしてほしいなと願っています。

今年は丑年。やはり、じっくり着実に歩みを止めずに前に向かっていく一年になるのかもしれません。

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